何も浮かばないから一人きり
なんとなく外へ歩いている
正解をまた探して今日も
露の様に揺られていた
なんで?どこへ?言われたってさ
何もわからないのにな
少し辛くなって座りこんだ
夜のメランコリー
流れるままに 醒めない夢を
じっと見つめてた 空白の中で
嗚呼
遠く遠く聴こえている
微かな心象あの空に
つまらない今日の片隅で
そっと芽吹いたアサガオと
ずっとずっと探している
明日の形がなくて
いつからか降った夜の熱
横を通り過ぎるだけ
ベルの音にまた目が覚めて
雑踏だけが耳に入る
体温すらも分からなくて
ふわり漂っている
嗚呼それなのに
考えてしまう
いつになったらさ
上手に歩けるのかな
いっそいっそ息を止めて
透過してしまいたいよ
不得意な今日に浮いている
誰かどうか言ってよ!
だってだって寂しくて
理由はないの寂しいの
隙間風だけが過ぎてゆく
そんな夢を見ていた
全部全部忘れてさ
どうか抱きしめてくれよ
浅い微睡みの中でさえ
確かに覚えている
ずっとずっと探してた
明日の色を包んで
いつからか降った夜の熱
今日は側に居てくれ
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